• 新郎新婦のご要望を、言われたままに叶えるだけのプランナーがいます。
    そんな、御用聞きのプランナーは、もはや、プランナーではなく、お客様の指示通りに動くだけの、ただのアシスタントです。
    そこに、「ウェディングプランナー」としての価値は存在しません。


    お客様のご要望を、素敵にお洒落にカタチにできるプランナーがいます。
    それは本当に素晴らしい能力や、センス、芸術性による付加価値を生みますが、その仕事は、アートディレクターやデザイナーと呼ぶに値するものではあっても、「ウェディングプランナー」として生み出すべき大切な価値を見失っています。


    「ウェディングプランナー」の本当の価値は、「おふたりの結婚式そのものの価値」を最大化することにあると思っています。
    先回りしてお客様の手間を省くことも、お洒落な装飾で結婚式の空間をデザインすることも、大切なホスピタリティであり、付加価値ではありますが、「おふたりにとって本当に価値ある結婚式にする」という使命を果たしていなければ、ウェディングプランナーとしての使命は果たされていないに等しい。そう考えています。
  • おふたりの、今までのそれぞれの生き方、これからのふたりとしての生き方が、どこにも感じられないような、カタチだけにこだわった中身の無い結婚式に、「結婚式そのものの価値」はあるはずもなく、「結婚式には笑顔が溢れる」「結婚式は感動の涙で終える」という価値観が、おふたりの人生の節目としての結婚式に、必ずしも当てはまるとは限りません。


    おふたりが「挙げるべき結婚式」のかたちは必ず存在していますが、その答えが、すでにおふたりの中にあるとは限らないし、わたしにも答えが分かっている訳ではありません。


    それでも、そんな中で、わたしは自らおふたりの人生や人間性に入り込んで、おふたりが、自分自身でも気付いていないような事を掘り起こしたり、本当は見ないようにしていた迷いや不安と向き合ってもらったり、必要であれば、それが苦しくとも、痛みを伴おうとも、乗り越えてもらいます。
  • 私たち、ウェディングプランナーに許された、「結婚式をつくる」という仕事は、その人たちの人生と向き合う覚悟無しには決して務まらないものだと思っています。
    おふたりが「やりたい結婚式」と「やるべき結婚式」が、もしかすると同じではないかもしれません。


    それでもわたしは、ウェディングプランナーとしての誇りを持って、「ふたりがやりたい結婚式」よりも、「ふたりがやるべき結婚式」を信じて、おふたりのこれからの人生に欠かせない存在になり得る、おふたりにとって、さらには、おふたりの人生を彩る大切なゲストの皆さんにとって、「本当に価値ある結婚式」をご提案することをお約束いたします。
  • 中村 郁美
    (なかむら いくみ)

    学生時代のアルバイトで体験した「結婚式」に感動して、ウェディング業界で働くことを決意したものの、勤めていた会社の方針に違和感を覚え、一度はウェディング業界を離れる。
    その後、ウェディングプロデュース会社自体を創り出すというカタチで、ウェディング業界に再挑戦を果たし、一組一組のオリジナルな結婚式のあり方を追及する「 Emotional Wedding ( エモーショナル ウェディング ) 」というウェディングブランドを立ち上げて、現在フリーウェディングプランナーとして活躍中。